20210114

東浩紀という人は「動物化するポストモダン」の人だなあ、と思ってたので、かなり失礼な言い方をすると「オタク」「昔の人」という印象しか持ってなかった。いろんなところで見かけていたけれど、最近はめっきりで、勢いがなくなってきたのかなあ、とか思ってたから読む気にはなれなかった。でも、今日たまたまyoutubeで見かけた動画に東浩紀がいて、最近僕が考えていることと似たことを言っていたから興味を持った。それも、2013年に言っているから驚いた。別に自分の考えていることが新しいとか思っているわけではないけれど、僕が最近SNSの次? みたいなものを考えているのだけれど、東さんはその時点でもうすでに気づいていた。彼は「空間」というワードを使っていた。思想や貧富の差を越えて、同じ基盤色んな人が話し合うために空間が必要みたいな話(かなりまとめている)。

同じ方向性の人がいると参考になるのでありがたいです。僕は現実の友達にこういうこと考えている人は少ないので、相談ができないから自分の立ち位置を図ることができない。だから、似た意見から、どこに違和感を覚えるのか、どこに共感するのかを静かに観察して、自分の輪郭をはっきりさせるしかないのです。