20210613

本屋で「本心」という小説を見つけた。平野啓一郎はそこまで読んだことがなかったのだけれど、SF風な設定だったから、読んでみようかなと思って買った。母親から一人立ちできない息子の話なのだけれど、どことなく共感があるのは、ぼくもまだ母性を求めている節があるからだろう。無条件で誰かに優しくされいです。あと、SFなのもちょっと好き。平野啓一郎はあんまり読んだことないけれど頑張って読む。

ハサウェイを観てきたら途中で終わってしまって、まさかの三部作であることを知った。あの貴族風な会話とか、登場人物たちの揺れとか、すごくいいと思う。戦闘もリアル。こういうガンダムが観たかったんだよ。この前ナラティブみたときにどこかラノベに接近してしまったと思ったけれど、満足した。こういうのなんだよ。ペーネロペーの「ピピピピピ」って音だけで最高。あと市民目線で戦闘見れたのも新鮮で最高。これはハサウェイの一人の人間としての自立の話だと思う。クェスとか、過去の自分を葬るための戦い。しかし、救いがないと思ってしまうな。過去の自分の呪いとばかり戦っていたら進めない。全く先のことは分からないのだけれど、閃光というくらいだからハサウェイが最後に爆発して終わるのかなあ。ハッピーエンドにはならないだろう、これは。