20210724

サイダーのように言葉が沸き上がるを観た。街灯が星の形にひかってたり、着色の仕方がビビッドで優しかった。どこかの地方都市が舞台だと思う。主にショッピングモール内のコミュニティで話が進んでいく。俳句ってぼくの浅はかな考えでは、風景とか季節とか、その土地にいることをどうしても意識しなければ書けないものだから、今回の俳句が使われたのはピッタリでしたね。ああいう土地とかコミュニティによる肯定感を、ぼくは最近まったく感じていなかった。隣の部屋とか、近所とか、誰が住んでるかも分かってないし。だからめっちゃやさしいなと思ったわけでした。地味な話だけど、地味なところがよかった。