20211107

ここ数日、夜になると発熱して悪寒が止まらない。金曜日の夜なんかは布団を被っているにも関わらず体が震えだして、なにかヤバい病気になったのではないかと思った。体温計を手にとって脇に差し込むときにだって、足から腰から腕から手まで、一気に振動がかけてきて何度も体温計を落としそうになった。歩くこともまともにできなそうで、救急車を呼ぶか迷ったけれどとりあえずカロナールを飲んで熱を飛ばしたら少しよくなった。ワクチンの副反応なのかな?

昨晩はだいぶよかったものの、今朝起きたら明らかに今日は体調が優れないなと思ったので、今日は何もしない日に決めた。僕は何もしないことがどちらかというと苦手だ。だから、暇があったらどこかに出かけたくなったりするのだけど、今日だけは部屋にずっと引きこもっているぞと心に誓った。そうしたら、自分自身と対面できるのではないかとなんとなく思った。

ネトフリで、あの頃。という映画を観た。とても良かった。最近は今泉監督作品ばかりを観ている。ハロプロオタクの人たちとその後を描いた物語で、2004年が舞台らしい。あの時期特有なのか、こう書くと偏見かもしれないけれどオタクコミュニティ特有なのか、自意識が自意識のままで許されるコミュニケーションの楽しさが迸ってる。あんな会話を小学校や中学校の頃はよくしていた気がするけれど、高校や大学に入ってからめっきりしなくなってしまった。だからなのか、「あの頃。」感がすごい。今のオタクコミュニティはすれ違い的であるような気がしていて、例え同じものを好きだったとしてもどこか見ているものが違ったり、楽しみ方が違ったり、推している人が違ったりして、ずっと平行線。でも、ここで描かれているのはお互いの推しは違うけれど、同じハロプロ好きとして尊重しあって、目を見て話し合える関係があった。あの共同体意識はなんなんだろうね。

松坂桃李が主人公なのだけれど、自発的に発言しないところと気弱なところがなんだか自分に似ているなと思った。でも、鏡をみたら全く違かった。イケメンになりてー。できればブラピ。