20201129

MHL.というブランドに対してめっちゃ憧れがあったのだけれどお値段的に高いしなあ、みたいな引け目があって、いつもうじうじ店の前で悩んだ挙げ句回れ右側をしていたわけですが、ついに買ってしまったよ。買ってしまったよ!! 試着しちゃったらとんでもなく、いいじゃんこれ!! ってなったよ。今まで服ってアウターとか、シャツとかをカッコよくしておいて、ボトムは無難なのでまとめておけばええやろ、みたいな安直な考えで生きてきましたが、最近足元の方で主張するやり方もありだなってことに気付いた。足首出したりね。で、今日試着したトラウザーズ?(初めて聞いた) はボテっとしたシルエットで、いつも履いてるスッとした感じのボトムとは真逆なんだけれど、履いた瞬間駆け抜けた電流。下をボテっとさせて、上をスッとする、そういう手段も確かにありだったな。白馬の王子様が現れたみたいな感覚で、ほんとうに困ってしまって、このトラウザーズ? に合う服とか一つもないけど、仕方なく買ってしまった。僕は好きな服を着ておけばいいじゃん派なので、値段の張る服とかあんまり着なくてもいいかなあ、って思ってたのだけれど、高いものの方が気に入る傾向はあるのかもしれません。高いものほど買ったら気持ちがいいし、気にいきるし、僕の中に巣食う消費主義がうずいて困る。三万円の服を買うのとか初めてだけれど、なんの抵抗もなく買ってしまった自分がいることが怖くて、これからこういう高い服ばかり着るようになってしまったら嫌だな。なんとなくだけど。