20210424

ドレスコーズのバイエルが出てましたね。なんだろうな、すごく自分にフィットする歌なんだよな。ぶっちゃけ、ドレスコーズを他のアーティストと比べて、特別すごいとかはあんまり思ったことがなくて、でも、どうしようもなく好きになってしまう。

平凡のとき、志摩さんは「平々凡々こそ我らの理想」とか「みんなと違ってみんないいなんてそもそもみんなで言うな」とか歌ってたわけだけれど、それって結局カウンターカルチャーに対するカウンターでしかなかった。毛皮のマリーズ時代にロックスターとか言われていたけれど、ある意味その否定になっていたと思う。思い返してみればそういう自己否定の連続の中で志摩さんは生きていたし、何かのインタビューでそう言っていた気がする。だけれど、「ジャズ」で世界の終わりを描いた次に出てきたのがこれだった。それがよかったね。

最後のピーター・アイヴァースを聞いていたときになんでか涙が出た。

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