20211007

友達と電話してたら急に地震がきて、机の下に隠れた。なかなか揺れは引かず、徐々に強まっていくので、築50年のアパートが崩壊しないか心配だった。地面も割れそうで怖かった。地震の間ほど、生活が脆いのだと感じる時間はない。

このじんわりと揺れていくような感覚は東日本大震災みたいで嫌いだ。でも、あの日の揺れかたをもうあまり覚えていない。だから、地震全般が嫌いだけなのかもしれなかった。

台風よりも、テロよりも、SNSの炎上よりも、地震は不安にはならない。それが僕の悪いところです。たぶん、この生活がなくなることを少しだけポジティブに考えてしまってる。非日常の始まり。ほんとうは、非日常なんてなくて、別の、しかももっと悲劇的な、日常の中に移行するだけなんだと知ってるけれど。だからよくない。でも、そんな非日常のまぼろしに少しだけ生かされてる。

平家物語4話を見た。いよいよ面白くなってきた。でも、内容はしんどい。平家がほろびだした。